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暖かくなってきました♪


by kappy
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人生、おひとり様一回限り!

昨日に引き続き、少々熱く語らせていただきます。
ご容赦願います。

先週、同僚O氏からDVDを借りました。
「休日前または休日に観るように」とのアドバイスつき。
それはなぜかと言えば、泣けるから。
そのDVDとは、
「愛と生命と涙の全記録『余命一ヶ月の花嫁』長島千恵さん」
これは、TBSの特別番組で夏に放送されたものだそうです。
長島千恵さんという24歳の女性が乳がんを発病し、
亡くなられるまでのドキュメントです。
ご自分で少しでも参考になればと、テレビ局にかけあったそうです。

23歳の時に自分でしこりを見つけ、病院へ。
乳房を切除し、これで病気とは離れられたと思った。
その前に今の恋人に出会うが、一度交際を断る。
しかし、彼は千恵さんが千恵さんであることを望み、交際に至る。
その後、楽しい交際の日々が続くが、
今年になって転移が見つかる。
お父さんや親戚、彼が医師に呼ばれて告げられたのは、
余命1ヶ月。
家族はこれを千恵さん本人に告げないことにした。
千恵さんは、一人娘。
お母さんは数年前に子宮ガンで亡くなっている。
お父さんとしては、奥さんに続き娘さんまで失くすという辛さを味わうことになる。
4月に入り、千恵さんは病院に入院。
お父さんが毎日お見舞いに来て、
彼は病室で寝起きして彼女と過ごし、会社に出かける毎日。
そんな時、『ウエディングドレスが着たい』という千恵さんの希望を
叶えるために友だちが奔走する。
友だちは、ウエディングドレスを着させてあげるだけでなく、
結婚式も挙げる計画を立てた。
千恵さんの体調を考えれば、一日でも早くこの計画を実行したい。
友だちは電話をかけにかけて、会場を押さえた。
当日、病院から会場まで行くのにも大変そうだった千恵さん。
でも、会場についてドレスを着て、彼と一緒に教会で写真を撮る姿は、
病気とは思えないほどのとてもきれいな、可愛い笑顔を浮かべていた。
この姿を見て、余命1ヶ月とは信じられない。
その後、病状は悪くなるが、千恵さんは絶対にモルヒネを使わなかった。
それは、お母さんがモルヒネを使ったことで、
意識が朦朧とし、話すこともできなくなったから。
人間でいられなくなることがイヤで、いくら痛みがあっても、
モルヒネは使わなかったという。
この番組では、亡くなる4日前ぐらいまでの千恵さんの姿が残っていた。

本当に観ていて泣き通しでした。
24年という人生は、彼女にとってどんな人生だったのかなぁ?
自分が彼女の立場だったら、こんな風にいられたかなぁ?
いろんなことを考えさせられました。
ちょっと大げさかもしれないけど、元気で毎日を過ごせる私は
彼女の分もがんばって生きていかなくちゃいけないんじゃないかと思いました。

「人生、おひとり様一回限り」
このDVDを観た次の日、この言葉を聴きました。
繋がるなぁと思ったのです。
千恵さんは、一回限りの人生を一生懸命生きた。
まだ命がある私は、日々の小さなことにうだうだ言っているうちに
一日なんてすぐに過ぎてしまうのです。
私の人生も一回限りのはずなのに…。
何をしよう!という大それたことはないけれど、
一回限りの人生を悔いのないように生きたい!と強く思いました。

小さなことにうだうだ言いたくなったり、なんだかなぁ~って思ったりしたら、
千恵さんのことを思い出して、反省することにしようっと!

DVDを貸してくれた同僚O氏に感謝です!
by k_kappy | 2007-10-31 20:41 | ひとりごと