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暖かくなってきました♪


by kappy
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自分の意思

今日は、職場を午後から休暇。
持病の腰痛がひどくなったので、行きつけの整体へ行った。
30分~40分ほど身体を揉み解してもらったおかげで、
心なしか身体が軽くなり、帰り道の足どりも軽かった。
地下鉄に乗って、帰路に向かった。
夕方ということもあって、私は座れず立っていた。
ふと目に留まったのが、座席に座って勉強をしている1人の女の子。
制服を着ていて、それは地元の私立女子校のものだった。
見た感じ、彼女は小学生と思われた。

ん?ここは東京か?

一瞬、目を疑った。
わが土地もそんな時代になったかとちょっと寂しくなった。
そして、もっと寂しくなった。
なぜかといえば、隣に母親が座っている。
地下鉄の中で勉強している娘に何も言わないの?
しまいには、娘はお母さんに問題集の内容を質問しているではないか!
平気で答えるお母さん。

地下鉄を降りるまで、その親子をチラ見しながら、いろいろ考えた。
この母親が娘に求めるものは何なのか?
小学生のうちから勉強をさせて、ゆくゆく何にしたいのか?
まぁ、小学生にして私立に入れているぐらいだから、
もしかしたらパパはお医者なのかもね。

それにしても…。
地下鉄の中でまでも勉強する-これは、お嬢さんの意思なのか?
自分に置き換えてみると、乗り物の中でまで勉強したのは、浪人していた時だけ。
私が10代後半に初めて経験したことを、
そのお嬢さんは小学生にして経験していらっしゃる。
周りにそんなことをしている友だちはいないだろうし、
最初のきっかけを作ったのは大人としか思えない。
私は結婚してないし、子どももいないから語れるのは理想だけだけど、
子どもには、その時にしかできない経験があると思う。
地下鉄で勉強するって経験は、小学生でしなきゃいけないかっていうと、
そうじゃないと思う。
子どもが自分の意思でいろいろなことを選ぶ時、
大人はその手助けをしてあげる義務はあると思う。
しかし、それは、大人の意思を子どもに押し付けるべきものではないはず。
まったくのあかの他人ながら、お嬢さんの行く末を心配したのでした。

「自分の意思」といえば…(かなりキビシイこじつけだけど)
今日の日本VSオーストラリアであります。
ジーコ監督は、選手たちのイマジネーションを大事にしてこられた。
それは、それぞれの選手が自分の意思を持って、
周りとコミュニケーションを取って、
ゲームを進めていきなさいってことだと私は解釈している。
バレーボールのように、ゲームの途中で作戦タイムが取れないサッカーには
選手たちひとりひとりの意思が大事だと思う。
「ジーコ・ジャパン」の集大成がいよいよ始まる。
試合開始まで2時間をきりました。
私も諸々の用事を終わらせて、準備万端にしなくっちゃ!
by k_kappy | 2006-06-12 20:07 | ひとりごと