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暖かくなってきました♪


by kappy
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ゆくゆくは

浅田真央ちゃんというスケート選手がいる。
まだ15歳。
でも、リンクに上がれば、
あの金メダリストの荒川静香さんにも劣らない演技をみせる。
個人的には、○キティーよりもずっと大人だなぁと思っている。

オリンピックの選考試合である全日本選手権で優勝したものの、
年齢制限でオリンピックには出られなかった。
彼女の実力は日本国内にとどまらず、グランプリファイナルで優勝もした。
そんな彼女の今シーズン最後の試合は、ジュニアの世界選手権。
彼女は昨年優勝していて、今年は連覇がかかっていた。
しかし、残念ながら2位に終わった。
彼女の演技も、記者会見での表情も、今までに見たことがないようなものだった。
コーチ曰く、
優勝をしたシニアの試合では、チャレンジャーの気持ちで臨めるが、
ジュニアの試合では、そうはいかない。
「負けられない」というプレッシャーと、「いまさらジュニアの試合」という気持ちが
混ざり合っていたのだろう、と。

この一連の話題を聞いてちょっとホッとした。
望んだ結果が出なかったことに
悔しさと落胆を混ぜたような浮かない表情を浮かべた真央ちゃんは
フツーの15歳だった。
それまでテレビを通して見る彼女は、いつも天真爛漫。
さわやかにインタビューに答え、試合では目標をクリアし続けていたように見えていた。
今回連覇できなかったことは、これから続く選手生活の中での
彼女にとっての壁だったんだろうなぁ~。
この壁でへこたれる真央ちゃんじゃないと思うけど、
本当にスケートが好きならば、
試合結果にこだわらず、ず~っと滑っていてほしいなぁと思った。

そう思ったのは、先日の女子マラソンの結果をスポーツニュースで見てから。
12日の名古屋国際女子マラソンで弘山晴美選手が優勝した。
37歳。
この優勝が初優勝と聞いて驚いてしまった。
オリンピックの選手選考の時期になると、彼女の名前を必ず耳にしていた気がする。
コーチである旦那さんと二人三脚でがんばっていた。
マラソンではオリンピックに出られなかったけれど、
長距離種目でオリンピックに3回出場した。

今回の優勝の仕方がまたカッコいい!
注目されていた渋井陽子さんをレース終盤で抜き去っての優勝。
この2人の年齢差は約ひとまわり。(←ちょっと年にこだわりすぎ?)
ひとまわり近く上の弘山さんが若い渋井さんを終盤で抜き去るって、
フツーに考えてありえないでしょ?

弘山さんのこれまでの選手人生を見て、
本当に純粋に走ることが好きなんだなぁと思った。
結果が伴えば、それに越したことはないけれど、
結果が伴わなくても腐らず、走り続けたから今回の結果が出たんじゃないかしら。
そう思うと、真央ちゃんには今回の結果を糧にして
ゆくゆくはスケート界の弘山晴美さんみたいになってほしいなぁ。

やけに熱く偉そうに書いちゃったけど、言いたかったことはすごく簡単で、
真央ちゃんには今の天真爛漫さをいつまでも忘れないで、
○キティーみたいに変に変わらないで(こう思うのは私だけ?)、
滑っていてほしいなぁって思ったのでした(^^)
by k_kappy | 2006-03-18 21:29 | スポーツ